2023年4月25日 胚培養士育成に向けて沖津 摂先生による大学院前期科目「実践胚培養士技術特論」の講義が始まりました。

「実践胚培養士技術特論」って?

大学を卒業し、臨床の現場で胚培養士となった際に必要とされる具体的な業務内容を理解し、自立した培養室の一員となることを目指した現役の胚培養士の方による講義です。

講師は、培養士歴30年の沖津 摂(楠原ウィメンズクリニック、培養室長)先生です。胚培養士を希望または興味のある本学大学院生(修士および博士課程)14名が受講しています。

初日90分間の講義を熱心に聞き、授業後の感想では、「今回の講義では不妊治療の基本的なことから、症状の具体例まで知ることができ、将来胚培養士として働きたいと考えている自分にとって非常に参考になりました。」、「検査方法が多く、様々な不妊要因があるのだと感じた。精子はもともと動いていても女性側の抗体で精子が不動化すると初めてしり驚いた。実際不妊治療でどのようなことが行われているか詳しく知ることができとても勉強になった。」などの意見が寄せられました。今後の講義が楽しみです。